寝たままの極致!最新「耳」マッサージマニュアル

「朝から体調がスッキリしない」
「雨の日や季節の変わり目に頭痛やめまいがある」
「万年肩こりが治らない」

そんな方には耳マッサージがおススメです。

耳は200以上のツボが集まり、おなかの中にいる胎児のような形から、中国では人間のカラダを象徴的に表す器官と考えられてきました。

 

なぜ耳マッサージでスッキリするのか?

 

わたしたちのカラダは、日々休まず臓器を動かして体温調節をしたり、消化したり、血液を循環させたりしてくれる「自律神経」という機能があります。

自律神経は、活動を高める「交感神経」と心身のリラックスと寝ている間の内蔵の働きを促す「副交感神経」に分かれています。

耳はその「自律神経」が多く集まっています。

耳たぶを含めた耳の外側には交感神経が多く集まっていて、そこを刺激すると交感神経と関わりの深い手足が反応しカラダが活発に動き出します。

耳の内側には副交感神経が多く集まっているので、刺激することにより内蔵に反応が現れます。

マッサージで耳を緩めて、やわらかく温かくなってくると触れること自体が心地よくなります、適度に血行が促され、眼精疲労、肩こり、頭痛、軽いめまい、不眠など幅広い症状の改善に役立ちます。

このように耳は全身とつながっているため、体調を整えスッキリさせるには寝たままでもできる耳のマッサージが手軽で効果的です。

 

耳マッサージのポイント

 

〇耳を「もむ」「ひっぱる」「押す」という3つの動作で顔、首、頭までほぐす効果がある

〇数分間行なうだけでスッキリします

〇温かい手や指で丁寧に心地よいと感じる強さでゆっくりと行なう

〇強いチカラでやりすぎない。マッサージ後に痛くなったりあざになったりしたらやりすぎです。

耳マッサージ1 耳マッサージ2放射状にひっぱる

 

耳マッサージ4耳たたみ

普段意識することのない耳ですが、数分間だけでも刺激をしてみるとスッキリしたのではないでしょうか。

即効性を求めて薬を飲んでしまう前に、自分で自分のカラダに目を向けてみてください。
自分のあたたかい体温で自分のやさしいチカラで優しく癒してあげてください。

それでも改善されない場合は、食事と運動、リラックスタイムを強制的にとってみたり生活習慣全体を見直してみてくださいね。