夏のダメージと冬に備える”50代からの秋バテ対策5選”

なぜか毎年

「秋口に空せきや喉の不調などを感じる。」

「秋に皮膚のかゆみや乾燥が出やすい。」
それは、秋バテのサインかもしれません。

恥ずかしながらごきげんの発信をしている私も8年ぶりに高熱・蕁麻疹が体中に出てしまい不調に苦しみました。

からだの不調は、単に
寒くなったから、乾燥してきたからと
外的要因だと思われがち。

でも、実は秋のゆらぐ不調には原因があります。
秋の過ごし方を実践すれば秋バテも起きないのでぜひ実践してください。

 

秋バテが出る原因は?

秋は、五臓のうちの「肺」(呼吸器全般)に症状が出やすい季節です。

「肺」は大腸と皮膚と関わりがあり、夏の間に皮膚がカラカラ、体力と気力の低下で大腸の動きがにぶくなることで呼吸器系への不調とつながります。

つまりここの対策をすれば秋バテも防止できるということです。

 

秋にしてほしい体の準備5選

夏の暑い時期が終わった今、これからを元気にすごすためには、冬の体力を蓄えること。

”疲れすぎない”暮らしを叶えるための5つの対策をお伝えします。

 

50aki
  1. 睡眠をたっぷりとる

    日が短くなる冬に向けて、できるだけ早寝を心がけるようにしてください。
    日の長い夏の間の夜更かしは、まだいいのですが、冬の夜更かしは、ホルモンや足腰、骨や脳、廊下のコントロールなどにかかわる臓器「腎」に大きくダメージを与えてしまうことになります。冬の不摂生は、他の季節以上にエネルギーが損なわれます。私も寝る時間を1時間は早めて自然に起きるように努めています。もし、やり残してしまったことがあるのなら、夜更かしせずに起床時間を早め、朝にするようにしています。

  2. 季節の食材を食べる

    「食欲の秋」とはよくいったもので、旬の食材は、秋に必要な疲労回復、栄養を体に届けてくれます。冬に旬を迎える根菜類は体を温めるものが多く、大根や白菜、かぼちゃ、かぶなどは寒さで弱りがちな胃腸を助けて、血液循環を整え、血行不良による肩こりや頭痛が改善されるため、疲れからくる体の不調を緩和できます。秋の果物も免疫力アップと美肌効果バツグンですので、おススメです。冷たい冬の海で捕れた魚介類の多くは視力低下を予防してくれたり、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防する働きがあります。煮込みやスープなど、火を入れる調理法でいただきましょう。たくさんある食材の中で覚えられなかったりするので、私は「さんま」「さば」「かつお」だけは覚えておいて積極的に食べるようにしています。

  3. ダイエットはしない

    気温が下がるこの季節は、ただでさえ体のバリア機能である「衛気」が下がりやすいので、極端に食事を制限するようなダイエットは衛気が著しく弱まってしまいます。私は、もう何年もダイエットしていませんが、どうしても体重を気にするときは、スイーツなど甘いものをとらないようにして、体を動かすようにしています。

  4. 汗をかきすぎない

    熱いお風呂やサウナは、毛穴が開きすぎて肌のうるおいが失われ、バリア機能も下がってしまうので要注意です。発汗しすぎると貧血になる恐れも。冬でも熱すぎないお湯にゆっくりつかって、「温まったな」と感じる程度で。だらだら汗をかくような長湯は避けましょう。乾燥肌の人は、ピーリングやあかすりも要注意です。
    アラフィフの私は、もうピーリングなどもご無沙汰ですが通年39~40度の温度の湯船で長湯せずに「温まったな」と感じる程度で出るようにしています。

  5. 働きすぎない

    シンと静かな冬の夜は作業もはかどり、仕事や家事をしていると止まらなくなることがあるかもしれません。しかし、体力低下は厳禁。エネルギーを消耗しやすい冬は、自分を追い込むような仕事の仕方は止めましょう。そして「根をつめること」「ストレスをためること」は、老化のコントロールにも関わる腎をすり減らす行為だということを覚えておくと良いですね。なので、私は明日の自分のために自分を1番に労わり、「もう休むね〜」と家族を置いて寝室に入る決断をするようにしています。

    私たち人間は季節に抗うことはできません。
    季節に寄り添った生活習慣と食事を心がけ、1年を元気に過ごせるように養生していきましょう。

≪おまけ≫

秋の養生ポイント食材

  • 潤い不足を解消する食材をとる(やまいも、なし、レンコン、豆腐、もも、柿)
  • お米や動物性たんぱく質をしっかりとり、夏に衰えた体力を補う
  • 便秘や肌の乾燥には、発酵食品やはちみつ、サツマイモがよい

秋バテ対策や秋の養生食材などを取り入れて、もし体の変化を感じたなら、
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